K-POPや韓国文化が好きな"Kの者"を集めて、ラジオ的なPodcast的なものをはじめたんですが、そこで2020年の上半期K-POP楽曲大賞をやってみよう!という事で選定してみました。
以前、2019年の年末に2019年の自分のベスト楽曲などを発表しあう飲み会をしたのですが、それが結構盛り上がったので第二弾ということで。
※2019年版は、筆者のセレクトだけですが纏めていますので宜しければ続きでどうぞ
【前編】2019年よく聴いたK-POP・韓国音楽まとめ - K memo
【後編】2019年よく聴いたK-POP・韓国音楽まとめ - K memo
今回は下記の縛りを設けて、その中からヨジャグループ(女性グループ)・ナムジャグループ(男性グループ)からそれぞれ3曲選んでみました!
・2019年1月〜5月の間にリリースされたもの(タイトル曲以外も可)
・グループのみ(ソロは今回は除外)
ラジオに登場した曲はSpotifyのプレイリストにもまとめました♪
ブログでは動画内で紹介した物以外にも、有識者(音楽好きな友達)にもいくつか選んでもらったのでそれらも紹介させていただきます!
一体どんな曲に人気があつまったのか……票が多かった曲から紹介していきます!
시~작!! ※超長いです
特に票が多かった9曲
SF9 - Good Guy
自信たっぷりな歌詞とさわやかなサウンドのギャップ。sounds good.(kardiz)
dj newtownにカットアップ、エディットしてほしい。忙しいだろうから他の人でもいい。誰か〜誰か氏〜Good guyな人誰か氏〜〜〜。目新しさはそんなにないけどピアノとシェイカーで上昇した後の重みで一本満足。(valknee)
言わずとしれた名曲。今更言うことない。(もっちー)
終盤、サンバみたいになってこれでもかと盛り上げてくるところも好き(나나에)
NCT127 - 영웅 (英雄; Kick It)
NCTっていつも新しい世界観に挑戦してるイメージだけど、ほんとに唯一無二というか他にないバランスのセンスでカムバしてくるので毎回驚きます。この曲もめちゃくちゃ変わった曲だけど格好いいという…なんだか癖になる曲(나나에)
治安の悪い音は最高!!!(もっちー)その他(こうちゃん、ティンカーベル初野)
IZ*ONE - FIESTA
La Vie en Rose、Violetaに比べると圧倒的にサビの情報量が多いけど、密度が高いながらも雑なサウンドはなく、全てが完璧に配されている。パフォーマンスも高い次元のユニゾンを見せており、目で耳で...五感で楽しめる傑作中の傑作。(kardiz)
アイドルに必要なストーリーが全て詰まった一曲。シチュエーション、歌詞、メロディー、コンセプト、MV全てが一致した今年一の曲。(主観入ってる)(もっちー)
『太陽をも飲み込んだ 私の情熱は消えない これはもはや祝祭だから1回遊びにおいで(※雑な要約)』という歌詞が芸術的だし、彼女たちの”努力する⇒もっと自分が好きになる⇒さらに努力する”というものすごいループに到達してる姿を見せられて、これを聞く私をも照らしてくれるような気分になる曲…!(나나에)その他(ティンカーベル初野)
“FIESTAは気持ちは入りすぎているのであえて外した”という人も出るほどに「FIESTA」基準で話が進んだくらい、みんな色々な想いを持った曲のようでした
BVNDIT - children
ポロンポロン系トラップ(自分の中での呼び方)が好きで良い曲なので...(valknee)
アイドルとはなんたるかを考えさせられる作品でした。(MVがアニメーションなのも含め)(남)
ITZY - 24HRS
PCMUSICの奇才、SOPHIEによる楽曲提供です。ミニマルな音使いと低音の効きは流石。SOPHIEにポップスを料理させると良い意味で過剰なキャッチーさによるグロテスクさが生まれるのですが、K-POPとの相性は言わずもがなですね。とは言え、もっと振り切って欲しかったです。NCTのMAD DOGの方が良かった…。(SOPHIEを上回るヤバ曲があるのも凄いですが)(ヤマダ)
ITZYのSOPHIEプロデュース曲とTWICE「MAKE ME GO」はアップデートされたKPOPで最高だった。チョンハのディープハウス曲も良かったです(加藤)
DreamNote - Wish
前半はさわやかでかわいらしい往年のKPOP感のある楽曲と思いきや、1:23辺りからガラッと曲調が変わるのが最高(남)
DreamNoteはこの曲で初めて知りました。コロコロした音色のシンセがキャッチーなイントロが僕的な琴線に刺さりまくりです。良いK-POPはイントロで惹きこまれる。サビ前のアイドルポップ的な歌メロもすごく好きです。アイドル特有のアッパーさって良いですよね。(ヤマダ)
Golden Child - Without You
悪夢の中を手探りで進むような不穏な雰囲気を漂わせるイントロから一転、幻想的なパーカッシブの音色に導かれて鳴る「Without You」のリフレインに中毒性を感じる。(kardiz)その他(ティンカーベル初野)
OH MY GIRL - Nonstop
今までのオマゴルから殻をやぶった感のあるいい曲。去年のアルバムのTropical loveに似てるけど更に軽快さが増してて初夏に最適な曲(もっちー)その他(こうちゃん)
Chung ha - Stay Tonight
チョンハのディープハウスよすぎやせんか?!ブレイクからサビのとこ初めて聞いた時鳥肌たった。(もっちー)その他(加藤)
※ソロアーティストは選考対象外ですがコメントもらったので載せます
ヨジャグループ(女性グループ)
cignature - ASSA
ベースが限りなくギターみたいな役割をしてサビで抜ける(本来の役割に戻る)ところが最高。ベタな曲ではないけど、クラブミュージックの定番=ブレイクのちのブチ上がり欲求をきっちり満たしてくれる。(valknee)
Rocket Punch - BOUNCY
2020年で一番うるさい曲。こんなに騒がなきゃいけないなんて可哀想。みんなで朱里を助けよう。としまえんのプール、ラフォーレのセール、はたまた郊外のイオンまで様々なロケーションにぴったりな老若男女向け夏曲。Bメロ〜サビのメロは結構泣けるメロしてる。。(valknee)
BVNDIT - cool
デビューからムーンバートンを基調とした楽曲をメインに展開していた彼女たちが、突如として強めなハーフステップのバブルガム・ポップをドロップ。男女関係なく次々とコラージュされるキャラクターが軽快なステップで街中を駆けるMVに"ジェンダーレス・クラッシュ"の趣を感じました。(kardiz)
Cherry Bullet - Hands up
「エリーゼのために」がサンプリングされてて、聴けば聴くほど癖になる曲。昔流行ったIVYの曲的なリバイバルなのかしら?結果、再生数がめちゃくちゃかさんでいた!みんな歌もうまいし、どこも取っても面白い聞き所がいっぱいで楽しい(나나에)
IZ*ONE - spaceship
ウンビオンニ作詞作曲楽曲。いろんな楽曲があるなかAIRPLANEしかり、こういうIZONEが私は大好きです。(남)
LOONA -땡땡땡
LOONAのソロ曲・ユニット曲が大好きなんですが、そこに見られたようなメンバーの個性がうまく詰まった曲です。YeoJinの個性的な声のかわいいラップ・Chuuの伸びやかな歌声のメロディラインが心地よい〜 なんとApple musicにもSpotifyにも配信されていないそうじゃないですか!!!ストレートに良い曲なのでぜひ配信を!!!(나나에)
DreamCatcher - Black or White
(こうちゃん)
WekiMeki- DAZZLE DAZZLE
普通の曲展開かと思いきやサビの後にまた別のサビが来るのでそこでアガります。(ティンカーベル初野)
OH MY GIRL - Dolphin
ブレイクおめでとうございます。(山上街)
TWICE - MAKE ME GO
(加藤)
ITZY - NOBODY LIKE YOU
2020年に鳴ってはいけないジョーン・ジェットみたいなハードロック曲。小生はオジさんなので抗えませんでした。 (山上街)
cignature - NUN NU NAN NA
(こうちゃん)
WJSN - Pantomime
Capainterというトラックメーカーがいるのですが、そこに通ずるスペーシーな上物と縦横無尽に駆け巡る音像が非常にナイスです。適度な違和感を持つK-POPらしい特徴と、巧妙な足し引きによる編曲の妙に唸らされます。最初のサビのビートで踊らされること間違いなし。(ヤマダ)
※6月リリース曲は選考対象外ですが、コメント貰ったので載せます
ITZY - WANNABE
(ティンカーベル初野)
IZ*ONE - With*One
解散寸前のところから奇跡的に蘇った12人によるファンへのメッセージ。歌詞を読んで泣いてしまいました。 (山上街)
※6月発売曲は選考対象外ですがコメントもらったので載せます
LOONA - So What
シンフォニックな世界観からの脱却が図られた、破壊的なベースフレーズな特徴的なEDMナンバー。照らされる月から自ら燃える太陽へ、彼女たちは軌道を超えて進んで行くだろう。 (kardiz)
ナムジャグループ(男性グループ)
VERIVERY - LAYBACK
年明けからなんだかずーっと聴いてしまう楽曲。 (남)
NCT127 - MAD DOG
裏英雄。英雄になりたかった主人公が闇堕ちした姿。壊れたチャルメラ。 (valknee)
OnlyOneOf - angel
明確なコンセプトの元世界観が確立されたグループ。グレイくんプロデュースでもう完璧です。次作はGroovyroomプロデュースということでこれまた楽しみ。 (남)
THE BOYZ - Salty
自粛期間中にTHE SHOWの24時間配信をつけながら仕事をしていてたまたま見つけた名曲!途中から2stepになって展開していく心地よさと、人数が多いグループなのでメンバー分の見せ場が数珠繋がれていくダンスも見ていて楽しいです。 (나나에)
UNVS - Solar Eclipse
2020年2月にデビューしたばかりの新生ナムジャグループ。タイトルの月食を思わせる、ミステリアスで浮遊感のあるシンセサウンドが印象的。サビのクオンタイズが喰ったフレーズは白眉。 (kardiz)
TXT - Can't you see me?
鬼意欲作だと思ふ!口笛曲であり、ギターのリフ(1/3の純情な感情)、金属音、コーラスも、要素入れまくってもごちゃっていなく、トラップ解釈でまとめている。スココココーっていうトランジションを声でやってるのとか。軽快さがなかったらダサくなってた可能性ありでギリギリのバランスを保っている気がする(近いけどドクターベベは余計なものだらけで微妙すぎた)。モクスリィ〜🎶とかモーァ⬆️とかで、シリアスとか狂気のコンセプトで終わらせない、印象残すためのキャッチーなボーカルディレクションがすごい。(valknee)
NU'EST - I'm in trouble
ベクホ作詞作曲の超セクシーニュイ!とにかくもうほんとに大人な感じを見せられヌナは降参です。(남)
ONEUS - A Song Written Easily
(こうちゃん)
SF9 - Dance with us
PENTAGONライクなトラップを基調にした曲です。個人的にはこういうのをSoft Trapと呼んでいます。PENTAGON「Humph!」SEVENTEEN「Snap Shoot」EXO-SC「What a Life」など。この曲ではピアノリフやブラス?のアプローチがめちゃめちゃ効果的に効いていて最高です。もっとこういうの増えてくれ〜(ヤマダ)
BTS - Friends
テヒョンとジミンが7年間の友情をデュエットする関係性萌えソング。聴くたびにオジさん笑顔になってしまいます。(山上街)
MCND - Ice Age
カミトゥアイスエイジが耳から離れなくなる曲!そこが全て!(もっちー)
WINNER - 뜸(Hold)
コミカルな曲なのに、なんかめっちゃかっこいいしYG感あるのがすごいと思いました。かっこよさはなんかPENTAGONのSHINEに通ずるものがあり気がしマウス🐭!(ティンカーベル初野)
NCT127 - Elevetor(127F)
みんな好きでしょ?泣ける四つ打ちです。俺たちはこういうのに弱いんだ。(ヤマダ)
SEVENTEEN - I Wish
K-POPとジャパニーズシティポップのあまりにも幸福な融合。(山上街)
※6月リリース曲は選考対象外ですが、コメント貰ったので載せます
GOT7 - NOT BY THE MOON
(こうちゃん)
ONF - Everybody (cover)
カバー曲ですがインパクトだけで言えば今年1です。劇伴音楽、クラシックなダブステップ、パワーポップ的なアプローチを節操なく詰め込んでおり、K-POPのキメラ的側面が前面に出まくっている珍曲です。転調の仕方とか最後のダメ押し的な「Lights On!」とか色々おかしいでしょ。ビルドアップも何なんだ。最高です。(ヤマダ)
※(筆者나나에)わかります、ONFロードトゥキングダムで大好きになりました…
SEVENTEEN - Kidult
「自分の心の中にいる“子どものままのもう一人の自分”」と対話するという文学的な歌詞にやられてしまいました。楽曲も素晴らしいモダンR&Bです。(山上街)
※6月リリース曲は選考対象外ですが、コメント貰ったので載せます
※2019年末と2020年のはざまに発表されたため、入れたくても入れられなかった曲2選
Red Velvet - Psycho
JxR - ELEMENT
以上!!
選曲とコメントを寄せてくださったみなさまありがとうございました!
次は年末に2020年総括をやりたいね、と話をしています。その時は去年みたいにアイドルグループ以外も含めるかも!?既に6月のカムバ大渋滞で名曲が生まれまくっていて大忙しです!!